シリカとは「ケイ素」の英語名であり元素のひとつで、地球上で酸素に次いで多く、地殻に溶けこみ水晶などの鉱物に多く含まれているものです。そして人体の大切な構成成分でもあります。
世界中に健康・治療に効果的な湧き水がいくつか存在しています。これらの多くに水溶性ケイ素が多く含まれているという事実があります。日本においては霧島山麓の湧き水が昔から有名でした。漢方には水晶内に偶然閉じ込められた水（高濃度の水溶性ケイ素）が高価な生薬の一つとして使われていました。
最新の科学において、この水溶性ケイ素が人体にどのように関わるかがわかってきています。治療に使えるレベルとしては日本珪素医療研究会で推奨するような高濃度の水溶性ケイ素水が必要になりますが、予防においてはシリカの多い自然水を摂取することはとても有効です。
「具体的に何が改善してゆくのか？」を人体の材料で考えるとシリカは「骨」「筋肉」「皮膚」「臓器」「脳」等、体の重要な構成成分になっていますし、これらは加齢により減少してゆくものです。骨密度がよくても骨がもろい・肌の張りが損なわれるのもコラーゲン線維の不足に加えて、それを支えるシリカの不足による影響も大きいのです。最近の科学の分野では物質的な材料としての効果だけでなく、生体エネルギーへの関与への影響も見つかっており研究が進んでいます。
現代人の食生活や過剰なストレスにおける問題は生きてゆく上での人体のエネルギーを損ないやすく、抗酸化としても不足しやすい環境です。治療レベルの高濃度の水溶性ケイ素水に鉄クギを入れたものは10年たっても錆びません。「日常からどのような水を口にするか？」は生命の根幹に関わります。安全であること、ミネラルのバランスが良いこと、シリカを多く含んでいること、エネルギー的に自然な水であることが大切です。
不足しがちな栄養素のひとつとして、毎日取り入れ身体の調子を整えていきましょう。